過疎の断片たち in テヘランルポ①

軽井沢より買ってきました!寒かったけど
楽しかったです。
こんばんは。津村です。

えー、今日はですね、前々から言ってましたが
イランの映画祭に行ってきた木村とポニョ岡に
現地のレポを書けと言ってたのですが、
ようやく重い腰をあげポニョ岡が書いてくれ
ました。ちなみに木村の腰はあがりませんでした。
というわけで不定期でイランでのレポを載せたいと
思いますのでご期待ください。
以下、イランレポです。どうぞ!


連日酒を飲み過ぎて手の震えが止まりません。
はじめましてポニョ岡です。

わたくしロボコボのサポートメンバーとして
たまにお手伝いをさせていただいておりまして、
イランの映画祭にも木村と一緒に参加してきました。

英語もろくに話せず、
出品された作品にも参加していない上、
映画祭参加も初、イスラム圏の国への入国も初、
初めてづくしのワクワクで羽田を出発しました。

ご報告することがたくさんでパニクっています。
ので、イラン滞在記を順を追ってブログにアップして
いきたいと思いますので、お付き合い下さい。


10/14(第1日目)

イランへは最近話題の「エミレーツ航空」を利用しました。
イラン航空のテヘランへの直行便がちょうど
なくなってしまったのでしょうがなくだったのですが、
羽田を21時頃出発し、関空でドバイ行き、
ドバイからテヘラン行きに二度乗り換え、
計12時間ほどの長旅でした。

初ドバイも楽しみにしていたのですが、飛行機の手配を
してくれた三好の手腕が存分に発揮され、乗り換えが
スムーズ過ぎて(行きも帰りも)空港内を探索する時間が
ありませんでした。

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そしてテヘランに朝10時頃着。
まずしなくてはならないことは身支度です。
厳格なイスラムの国なので
女性はスカーフとコートを着用し、
髪と肌を隠さなくてはいけません。
飛行機を降りる前に。そして、これが暑くてわずらわしい。

空港に映画祭のスタッフが迎えに来てくれていて、
ホテルまでタクシーを用意してくれていました。
はい、ここからは英語です。大変です。

ホテルまでのタクシーの車内で簡単な打ち合わせをし、
ホテル着。

少し休んで、とりあえず映画祭の会場に行ってみようと
木村と決めてホテルを出発。

私たちが参加したこの映画祭は「Cinema Verite」という
ドキュメンタリー映画祭です。
会場に着くと、アジア顔がいません。目立ちます。

いきなりテレビのインタビューに木村がつかまりました。
こっちはとりあえず会場に行って様子を見ようと
軽い気持ちでいたこともあり、何も準備してません。
が、監督としてのインタビューに木村もがんばります。
日本を発つ前に頼んでいた通訳と合流し、なんとか
切り抜けましたが、その後もテレビやら雑誌?やらの
取材につかまりまくりで、かるくパニクります。
山形ドキュメンタリー映画祭の事をすごく聞かれます。
すでに初日のこの時点で地球の歩き方をなくしています。

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その日の夜はポーランド大使館でディナーレセプションが
ありました。
(今回ポーランド作品の特別上映があったから?)
イスラムの国なのでお酒は厳禁なのですが、大使館内では
ワインが飲めました。

女性もスカーフを着用しなくてもよかったのですが、
雰囲気と疲れと不慣れな英語のせいでその場を楽しむ
余裕はまったくなかったです。。

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しかしそういう場で、ロボコボの作品を紹介したり、
情報交換をしなきゃお話しにならないので、がんばります。
がんばりました。イランは野良猫が多いです。

初日はそんな感じであまり要領を得ず…でした。
しかし、翌日は私たちの作品の上映と、
質疑応答が予定されていました。

反省を踏まえて明日がんばろう!とその日は危うく木村と
ダブルベッドの部屋にされそうになったホテルの部屋へと
帰ったのでした。

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ホテルの天井にはメッカの方向を指し示す矢印が。

http://robo-kobo.com/

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