橋爪監督作品「猫のいる場所」制作日誌(完)

もう去年の事ですね。。
年末に橋爪慧氏の「猫のいる場所」という作品のお手伝いをしておりました。主に木村が。
イイオカは土曜の昼下がりに呼び出しをくらい、チャリで中野−高円寺間を走らされ小道具作成を命ぜられました。
あと猫を探しました。

撮影は順調に終了し、そのままお茶がてらドトールで編集作業に突入。
橋爪監督の指示通りに手を動かす木村。先に帰るイイオカ。
(この後数日音作業含め木村は動いてたようです。)







橋爪監督はこの作品を引っさげて、タイへ映画のインターナショナルなワークショップに参加してきたそうです。うらやましかー

この作品は脚本もなく、監督ひとりで判断することがほとんどだったのですが…

【以下監督の報告から抜粋】
共同作業での撮影、編集作業を通して考えさせられることがありました。それはグループである3人1組のスタッフは誰もが監督であり良い作品を作りたいと思っていて、それを擦り合せる作業は当然大変になるということです。
しかしこの当然大変である過程を僕は忘れていたのだと気がつきました。意見が合わない場合はディスカッションを繰り返すしかないし、作品自体がどこに向かうのか分からなくなったりもしましたが、自分が考えてないものが撮られていたり、出来る限り、個人の意見や考えに対してトライしていく作業は新鮮でした。僕は久しくこのような共同作業をしていなかったことに気がつきました。
商業映画、自主映画問わず監督主体の現場や作業効率だけを重視する現場に参加することが多かったと思います。僕が自分で映画を作る場合でも、同様の作業が当たり前のように行われていたと思います。


というタイの報告の件がなければ橋爪作品の事忘れる所でしたが!
前回の頃安組の反省も踏まえるといろいろ考えさせられてください、木村代表。
潤沢な予算と時間とスタッフを揃える事が難しいなら知恵を絞るしかないけれど、効率だけを追い求める弊害とか何とか言ってるほど仕事できないのでこれ位でやめときますが、
でも脚本は欲しいです橋爪監督!


イイオカ

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